休日はだらだら過ごしてしまって、気づけばもう一日が終わってる。
「今日、何してたっけ?」と感じること、ありませんか?
私たちの一日は誰でも平等に24時間。
しかし同じ時間でも「上手に使える人」と「なんだかいつも時間に追われている人」がいます。
その違いは、ほんの少しの「時間の使い方」にあるんです。
今回は、誰もが実践できる「時間の使い方が上手くなる方法」をご紹介します。
ちょっとしたコツで、毎日が充実し、今までよりもっと気分良く過ごせるかもしれません。
まずは「自分の時間の使い方」を見える化しよう
時間管理を始めるうえで最も大切なのは、「今、自分が時間をどう使っているか」を知ることです。
おすすめの方法:
・1日の行動を30分ごとに記録してみる(手帳や管理アプリを使って)
・一週間分をざっくりでもいいので書き出して、「無駄に感じる時間や」「集中していた時間」を把握する
優先順位を明確にする
やることが多すぎて、結局どれも中途半端…。
そんな状態から抜け出すためには「今、本当にやるべきこと」に集中することが大切です。
ポイント:
・ToDoリストを「緊急度×重要度」で分類してみましょう
(アイゼンハワーマトリクスが便利※)
・毎朝3分で「今日の最優先タスクを3つだけ書く」習慣をつけてみましょう
全部やるのではなく、「大事なことからやる」ことが、時間をうまく使う第一歩です。
※アイゼンハワーマトリクスとは:
元アメリカ大統領ドワイト・アイゼンハワーの仕事術に基づいています。タスクを「重要度」と「緊急度」の2軸で分類し、効率的な優先順位付けを行うためのツールとして広く活用されています。
時間に「締め切り」と「枠」を作る
人には締め切りがないと、いつまでも作業を続けてしまいがちです。
逆に、制限時間を決めるだけで驚くほど集中力が高まることも。
実践:
・タスクごとに「タイマー」をセットしてみる
・ポモドーロ・テクニック※(25分集中+5分休憩)を使って、ダラダラ時間を防ぐ。
※ポモドーロ・テクニックとは:
当時大学生だったイタリア人起業家および作家のフランチェスコ・シリロにより考案されました。集中できる最大限の勉強時間を測定するためにそのとき使ったのが、トマトの形をしたキッチンタイマーでした (イタリア語でトマトは「ポモドーロ」)
25分間作業をし、5分間の休憩を取る「1ポモドーロ」を4セット繰り返し、その後30分程度の長めの休憩をを取ってリフレッシュします。
やらないことリストをつくる
効率を上げるには、「何をやるか」だけでなく、「何をやらないか」も決めることが重要です。
例:
- SNSをダラダラ見るのは夜だけにする
- 気乗りしない誘いは断る
- 完璧主義を手放す(70%でOKと思う)
時間は「増やす」ことはできませんが、「奪われないように守る」ことはできます。
自分にあった「リズム」と「習慣」を作る
朝方、夜型など、集中しやすい時間帯は人によって違います。
大事なのは、「自分のリズムに合わせたスケジュール」を組むこと。
例:
- 朝の1時間は最も重要な仕事にあてる
- 昼食後は軽めの作業や散歩でリフレッシュ
- 夜はゆっくり読書やストレッチなど心を整える時間に
毎日をルーティン化することで、無駄な「意思決定」を減らし、エネルギーを温存できます。
まとめ
時間の使い方が上手な人は、特別な才能があるわけではありません。
彼らは「時間を意識して使う習慣」を身に着けているだけなのです。
まずは今日、1つだけ「時間の使い方を変える行動」を始めてみましょう。
「時間に追われる」毎日から、「時間を味方につける」毎日へ。
あなたの毎日が、今よりもっと心地よく、充実したものになりますように。
