何か新しいことを始めた時はあった「やる気」も数日経てば下がってしまう。
そんな経験誰にでもありますよね。
気合や根性だけでは決して維持できないモチベーションをどうしたら保ち続けられるのか、
心理学的アプローチを取り入れて、実践的に試せる5つの方法をご紹介します。
やる目的を明確にする
心理学者デシとライアンの「自己決定理論」では、モチベーションは以下の2種類あるといわれています。
- 外発的動機づけ:評価やご褒美のためにやる
- 内発的動機づけ:自分の興味や価値観からやる
この2つのうち長続きしやすいのは後者の内発的動機づけです。
自分の好きなことや興味のあることであれば、自然とやる気は続きやすくなります。
ここで、あなたが取り組んでることについて理由を3つ書き出してみましょう。
小さな目標を設定する
「ダイエットのために、明日から1時間走ってみよう」
目標が高く、理想ではありますが、これは挫折しやすい典型的なパターンです。
モチベーションは、『成功体験』によってより強くなっていくものです。
だからこそ、最初の目標は「5分間走ってみる」「ブログを一記事書く」など簡単なものにしましょう。
その小さな目標を達成することで「できた!」を増やしていくことが重要です。
「やる気が出るのを待つ」はNG
やる気が出るのを待って、新しいことを始めようとする人もいるかもしれませんが、
現実的ではなく、いつまでたっても始められません。
行動を起こすことでモチベーションを作ることを意識しましょう。
例えば、
・帰宅後、30分の執筆をする
・朝起きたら3分ストレッチをする
このように毎日決まった時間や場所で行うルーティーンを作ることで、身体が動く仕組みをつくることができます。
成長を記録する
人は成長を感じるとやる気が保ちやすい生き物です。
毎日やったことなどを記録して可視化をしてみましょう。
・勉強時間の記録
・やったことのチェックリストを作る
過去の自分より少しでも前進していることを実感すると、自然と続けたくなります。
ご褒美を与えて脳をだます
心理学ではオペラントの条件付けと言って、報酬をうまく使うことで行動を強化できるといわれています。
・勉強した後に、好きな音楽を聴く
・ランニングの後、ゲームをする
やる気が起きないときは、小さな楽しみを作って挑戦してみてください。
終わりに
やる気を保つのは簡単ではありません。
自分の意志の弱さを責める必要はなく、工夫や仕組みを理解することでモチベーションを少しでも長く保つことができるようになります。
是非、明日からモチベーション維持の役に立ててみてください。