生きていくうえで欠かせない、人との関わり。
学校や、職場では付き合う人は選べませんよね。
ここでは、自分を守りながら他人と健全に付き合うための
人との距離の取り方をお教えします。
人間関係がしんどくなる理由
- 気を使いすぎる、断れないなど性格面の問題。
性格や考え方の違う人同士でよく起こることですが、無理に他人に合わせようとして疲れてしまうパターン。 - 他人との境界線が曖昧。
相手の感情や行動と、自分の感情と行動が明確に区別されず他者からの影響を受けやすいことがある。
境界線が曖昧な人の特徴
- 自分に自信がない
- 機嫌が悪い人見ると自分のせいだと感じる
- 自分の意見や考え方と違う人が許せない
- 自分の気持ちは言わなくても分かるものと思い込む
境界線がしっかりしている人の特徴
- 自分と相手の意見や感情は全く別物だと考えることができる
- 自分の意見がしっかり言える
- 自分の責任と相手の責任を区別できる
- 相手の期待に全て応えようとしない
境界線を引くためのステップ
- 自分の気持ちに気づく
自分自身が嫌だと感じたこともしっかり書き留めておく。次に、なぜ嫌な気持ちになったのかを書き留める。一息ついてから自分の問題か、相手の問題かをゆっくり考えてみる。 - 境界線を侵入してくる人から距離を置く
境界線を越えて、自分の意見を押し付けてきたり気持ちや行動を否定してくる人から距離を置く - 主語を自分にして相手に伝える
嬉しいこと、悲しいことなどなんでもいいので、私はどう感じたかを伝える。相手に対しての不満のニュアンスが薄れることで、受け取りやすい言葉になる。
また、私に意識を向けることによって、自分と他人との境界線をはっきり認識することができる。
以上のように、自分と他人をしっかり意識できるようになれば、
相手の感情に左右されることなく、少しでも今より生きやすくなるのではないでしょうか?